初めての優待クロス(振り返り編)
2021年2月株★主優待,初の優待クロスを振り返ります.
私はSM★BC日★興証券を使いました.
どのくらいの資金が必要か
信用売でも口座に入金していないと取引できず(保証金が必要),
入金後,新規建可能額の範囲内で信用取引が可能となります.
売買を相殺し手数料分だけで株主優待をGETする優待クロスですが実際に売買するため
銘柄の株価に応じた金額を動かす必要があります.そのため,優待クロスを狙う銘柄を増やすほど
資金が必要となります.
ほぼタダを謳う優待クロスですが,まとまった資金がなければできないです.
どうやって売りと買いの金額をそろえるか
・売りと買いの注文を同時に出し,同額で約定する.
・売りは信用★取引しかできないので信用★取引の口座も必要.
・買いは現物でもよいが信用買いをして現引きすることで手数料削減できる.
・信用買いした場合は,現引き必要.現金で株を買い取ること.
・信用売りは権利確定後に現渡し必要.現渡しは,現金で返済する代わりに現引きした株で売りを返済すること
・上記までのstepで同額で約定した売買を清算し手数料だけで株主優待の権利を得ることができる.
優待クロスでかかる手数料について
株の売買を行う以上,優待クロスでも手数料が必要となります.
今回の取引では信用買い,現引き,信用売り,現渡しを行いました.
以下,SM★BC日★興証券で取引する場合です.
・信用★売買は手数料0円です.
・現引きは一般信用金★利(3%)の日割りの手数料が取引額にかかります.
そのため信用買いの後なるべく早いタイミングで現引きすることで現物で買うよりも手数料を抑えます.
・現渡しは,売るために借用した株の貸株★料(1.4%)の日割りの手数料が取引額にかかります.
そのため信用売りをするタイミングで変動します.
リスク低い優待クロスですがいつ信用売りするかで手数料は変わってきますので優待クロスではこの判断が肝です.
に権利確定日でも売建可能数量が残っている銘柄もありますのでここの判断が一番悩むと思います.
感想
1回やってみると次回からは難なくできそうです.
手数料だけの出費とはいえ転がすのにまとまった資金は必要です.
とはいえサラリーマン家庭にはありがたいワザです.
欲しい銘柄を好きなタイミングでできるものではなく売建可能数量です.
優待クロスの駆け引きはいつ信用売りするか,でした.