家づくりで最初の行動
私は家づくりを始める前から集合住宅展示場という場所が気になっていました.
そのため先ずは全部見てみようという軽い気持ちで集合住宅展示場を2か所全て時計回りに回りました.
最初は楽しいのですが,実際は時間と体力をかなり消耗する作業になります.
それもそのはず,ホームメーカーからするとなんの知識も持たない鴨がネギをしょってきたのです.
それはあの手この手で食べようとしてきます.なかなか逃がしてくれません.
そのホームメーカーの強み,他のホームメーカーの悪口を延々と話しかけてきます.
これを無知な状態で受けるのはなかなかの苦行です.
なぜなら1社目でよいとされてたものが2社目では否定されて新たな観点や選択肢が追加されます.
例えば,断熱の手法だけでも各社,ノウハウがあり,セールスポイントがあり絶対の自信を持っています.
10社あって10社の断熱手法を聞いて,結局どれが良いんだ?となり,あるホームメーカーで話を聞いて
なんとなくこれよさそうと思ってしまいがちです.
先ずは住宅展示場に行ってみるのは良いですが,住宅展示場を回るのであれば一通りの理論武装はすべきかと振り返ります.私の場合は,家のイメージを膨らませるため参考例が欲しかったのでできるだけパンフレットを入手し,間取りや施工例を切り取りスクラップノートを作る目的もありました.展示場を巡る目的を明確にしたうえで攻防に備えてどのような理論武装をすべきかについて記していきます.